女性の尿失禁について
 女性は体の構造上、尿もれを起こしやすく、尿失禁に悩む中高年女性は、全国で500万人といわれていますが、泌尿器科を受診する人はごくわずかで、多くの方は尿失禁の不快や苦痛に耐えつつ生活されています。

ネオコントロールとは
 従来の運動療法、薬物療法、手術療法と全く違う治療法で、磁気を発生させ、弱った尿道周囲の骨盤底筋を運動、強化することにより尿失禁の治療を行う治療法です。アメリカで開発された医療機器で、1998年にFDA(食品医薬品局)の認可を受けており、アメリカやヨーロッパを中心に現在まで5000人以上の人が治療を受け、良好な治療成績が報告されています。しかし日本では、今のところ医療保険の適応をとれていません。そこで、当クリニックでは、個人輸入をし、医療機器としての許可を厚生省より取り、2000年9月より治療を開始しています。現在(2001年6月)、日本で導入している施設は4施設のみです。(九州では当クリニックのみ)

ネオコントロールの特徴
◆服を着たまま、専用のイスに20分間座って治療を受けます。
◆痛みや副作用がほとんどありません。
◆70%以上の患者さんが改善傾向を示し、有効性が確認されています。
◆運動療法との併用で、治療効果が向上します。
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